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■2001/11/11 (日)
練馬の救急医療センター |
練馬の救急医療センターに行く。
．．．と、言っても、今回は自分のことではない。
親父が夜、腹痛が我慢できなくなったとお袋がケータイに電話
してきた。我が家は、同じ土地の中に２戸の小さな戸建を建てて
親と隣同士で住んでいる。だから、普段の連絡は、コードレス電話
の内線機能で済む。たまたまこのときは くま と妻は近所に買い物
に出ていたのだ。
お袋の電話を受けて、買い物の予定を中止し、車を家に向ける。
同時にお袋に、練馬区の時間外診療所を調べておいてもらうように
言う。今日は日曜だし、どちらにせよこの時間では病院の外来は
開いてない。
５分ほどで帰宅し、親父を乗せて出発。夜間診療をしてくれている
のは、何箇所があるが、どうやら区役所にあるらしい。練馬区役所
は無意味に豪華な（と、言ったらおこられるかな？）建物なので、
おそらく、それなりに設備のととのった診療施設があるのだろう。
結局、その予想は当たっていて、かなり清潔感のある救急医療セン
ターが区役所の建物の中にあった。主に赤ちゃんを連れた若い夫婦
が入れ替わり立ち替りたずねて来る。
親父は、腸の動きが鈍くなっていて、一種の便秘だろうという診断。
ブスコパンかなにかをもらって、帰宅。翌日には、腹痛も治まった。
ま、総合病院の少ない練馬区だが、どうやら夜間診療所だけは、
きちんとしているみたい。先生も親切だったらしいし。
仕事でお客様とのミーティングの直前に、突然お袋からケータイ
に電話が入る。親父が緊急入院をしたとのこと。
日曜日に、一旦整腸剤をもらって腹痛から回復した父だが、どうも
よくなかったらしく、また痛みを覚えていたらしく、今日、かかりつけ
の三楽病院まで行ったらしい。
そうしたら、細菌性の腸炎とかで、即入院をさせられたらしい。
結局、その日はどうしようもないので、翌日見舞いに行くことにする。
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■2001/11/16 (金)
入院するなら三楽かなぁ？ |
御茶ノ水にある、三楽病院。
一度、２０年くらい前に、歯科でフッ素となにかを間違えたとかで、
新聞を騒がせたことはあったものの、周りの医科歯科や順天堂に
比べるとあまり知名度は高くない。
が、くまの家では三楽病院は昔からのかかりつけ。１０年くらい前
にビルも新築して、内装も清潔感あふれ、事務的なオペレーションも
きびきびしていて、患者としては安心できる感じになっている。
親父が入院したのは、その病院の上層階。見舞いに行ってみると、
なかなかキレイで、看護婦さんもみな親切みたいだ。昔も一度
親父はここに入院しているが、そのときはまだ古い建物で、あまり
良い印象は受けなかった。冒頭に書いた事件もあったし。
しかし、今年の初め、祖母が入院していた白髭橋病院に比べても
ずっと明るい雰囲気で、好感が持てた。親父、けっこういい病院に
入院できてよかったじゃない？
妻と話す。
「おれも入院するなら、こんなとこがいいかなぁ」
まさか、その時点でその日が３ヶ月先に迫っているとは、くまは思って
もみなかった
父が退院した。
結局、父は細菌性の腸炎とかで、一週間近くの絶食と、点滴で、無事回復
した。絶食をしていても、点滴をしているので、腹はすかなかったという。
父の入院中、何度か見舞いに行ったが、三楽病院には好感をもつことが
多かった。自分もなにかあったら、ここに来ようと思う。
見舞いの時に、面白かったのは、患者の食事の配給体制。歩ける患者は
自分で廊下の食事カーゴに取りに行くのだ。その様子は、まるで、
（言い方は悪いが）「エサだぞー」という合図で、牧場の動物がわら
わらと集まってくるよう。
でも、これも、リハビリ等を考えるといいんだろうな、と思う。
あと、入院中親父に、何冊かの本を貸したのだが、結局、疲れるせい
か本はあまり読めなかったという。その代わり、これも くま が貸し
た落語のＣＤは全部聞いたとか。
まだ、因果関係がつかめていないのだが、統計上「笑い」と病気に
対する抵抗力はハッキリと数値に表れているのだそうだ。「寄席」に
連れて行くことによって、がん細胞を体内で押さえる力が増し、ガンが
小さくなる効果もみられた、という。
自分が入院することがあったら、落語を持っていこうと思う。
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■2001/12/06 (木)
くま、おまえもか？ |
今日は、会社で英語の研修があった。
研修に来たのは、ロバート・ヒルキという、くまの大学の時の英語の先生。
ヒルキ先生の授業は好きだったので、会社の研修も聴きに行く。その後、
ヒルキ先生と、大学の後輩でやはり同じ会社に来ていたメンバーと
いっしょに呑みに行く。
ひとしきりしゃべって、帰宅。
寝ようとして、突然腹痛に襲われる。
親父が半月前に細菌性腸炎で入院したばかり。「くま、おまえもか？」
という感じ。
しかも！！
明日は、友人の結婚式出席のためオーストラリアに出発する日。
くま、ぴ〜んち！
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■2001/12/07 (金)
結局、オーストラリアに出発 |
朝になっても腹痛は治まらない。
幸いにして、今日はお客様とのミーティング等は無い日。
会社を休んで、朝から親父が入院した三楽病院に行く。
今夜からオーストラリアに出発だというのに、どうして
しまったのだろうか．．．くまの腹は．．．．
万が一旅行にドクターストップがかかったときのために、
会社にいる妻と連絡の方法を決めておく。最低、箱崎の
リムジンバスの発車時間までに結論を出さねばならない。
結局、三楽病院では親父のように緊急入院ということもなく
ブスコパンと整腸剤と抗生物質をもらって、おしまい。
一応旅行前ということで、少し多めに薬を出してくれた。
ただ、「帰国後も直らないようだったら、また来てくださいね」
とのこと。
薬のせいか、腹痛もとまる。どうやら旅行も大丈夫。
時間が空いてしまったので、ハリーポッターを見に行く。
その後、会社を少し早めに出てきた妻と箱崎のＴＣＡＴで合流。
くま夫婦は無事、機上の人となったのであった。
オーストラリアからは１６日、無事帰国する。
友人結婚式は、ヤシの木陰の海が見える白い小さな教会で行われた。
たいへん雰囲気がいい。暑かったけど。
結局旅行中は、全く腹痛が出ず、「消化のいいものを食べて下さい」
という注意も途中からは守らず、肉の食い放題。
やはり、安心なオージービーフはいいねぇ！！
＃無論、怖いので薬はきちんと飲んでいたケド。生まれてこの方
＃ここまできちんと薬を飲んだのは初めてかもしれない。
しかし、すっかり直ったと思っていた腹痛が、帰国するとまた出て
きた。しかもまた胸も痛い。とりあえず、お客様との用事がない、
今日、会社を休んで三楽病院に行き、腹痛と胸の痛みを訴える。
すぐに胸部のレントゲンを取ってもらう。
レントゲンを見て先生が「胸の真中に、なにか見えますね。悪いもの
でもないと思うのですが、興味の対象として、ＣＴを取って見ましょう」
と言ってくれる。
そこで年が明けたらこのＣＴと腹痛のための注腸検査の予約をして帰る。
なんか、だんだんオオゴトになってきたなぁ．．．．